メンバープロフィール



 高橋史郎(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・アジア太平洋研究センター事務長)

 早稲田大学留学センター事務長、北京・上海教育研究センター所長を経て2011年より現職。

 2006年よりNPO法人 JAFSA(国際教育交流協議会)理事。これまでに公私をあわせて100か国200の大学を訪問。著書『世界の大学―知をめぐる巡礼の旅』(2003 丸善)、分担執筆『私立大学マネジメント』(2009 東信堂)、『大学職員ナレッジスタンダード』(2011日本能率協会)。

 これまでに200以上の世界遺産を訪問。巡礼や修行の場などアプローチの困難な世界遺産を特に好む。これまで最も強く印象に残った世界遺産は以下の三つ。
 アトス山(ギリシャ)
 スケリッグ・マイケル(アイルランド)
 ハフパット修道院とサナイン修道院(アルメニア)

 また、大学そのものが世界遺産となっている例としてバージニア大学、メキシコ国立自治大学、ベネズエラ中央大学があるが、ヨーロッパの旧市街が世界遺産となっている場合はその中に旧い大学の校舎が含まれている場合も多い。

 早稲田大学ではこれまで長く留学生に関わる仕事をして来た。現在、世界のほとんどの国から日本全国の大学に合計約14万人の留学生が在籍している。この最も身近な外国人たちを貴重な知的情報資源あるいは日本という国のモニターとしてとらえれば、本会議が目的とする世界文化遺産の地域連携にも有効であると考えます。