内山裕紀子(くまの体験企画代表)
1967年三重県尾鷲市生まれ、同在住。
2003年に帰郷し、体力づくりと気分転換を兼ねて熊野古道を歩き、どっぷりハマる。
熊野古道語り部として活動する傍ら、まちづくりの会やイベント実行委員など多くの地域グループに所属していたら、熊野古道=仕事になってしまった。
三重県立熊野古道センターサテライトオフィスの職員、夢古道おわせ体験コーディネーターを経て、2008年2月「くまの体験企画」を設立。都会からの若年層を中心とした個人客を対象に、インタープリテーションを取り入れた“いつでも熊野を体験できる”着地型エコツアーを提供中。
観光分野では震災の影響によるツアーの中止、宿泊キャンセル、訪日外国人の激減で旅行者が極端に減少し大きな打撃を受けている。また、これまで全国的に観光資源発掘による活性化事業が行われ、産業創出、町づくり、住民の生きがいづくりに繋がってきたが震災による自粛ムード等で暗い影を落としている。被災しなかった地域は復興支援すると共に日本中が落ち込まないよう経済活動を更に頑張って行かなければならない。
当会議において「持続可能な観光」を改めて考え協働することで大きなうねりになればと考えている。
紀伊半島みる観る探検隊主宰、日本エコツーリズムセンター世話人、郷土史研究家(海山郷土史研究会、海の熊野地名研究会、国際熊野学会など所属)。