土居 好江(NPO遊悠舎京すずめ理事長、京都文化観光研究所所長)
京都文化観光研究所長、NPO法人遊悠舎京すずめ理事長、NHK文化センター講師
京都市生れ、学生時代より京都のまちをフィールドワークし、精神(こころ)の文化遺産の多い京都をご案内してきた。暮らしの視点から京都の文化を見つめ直し、21世紀の羅針盤となる京の文化を通して普遍的な精神(こころ)を現地現場で学ぶ「京すずめ学校」を開校している。北海道から九州まで全国から受講生が学んでいる。
歴史に裏打ちされた知的遺産を光源として暮らしに活かし、京都や日本を再発見することでモノと精神のバランスを欠いている現在人に警鐘を鳴らし、日本の活性化につながる活動を推進したいと思う。ハードを創りだした精神(こころ)を語り継ぐことで、世界遺産を創り上げた当時の感動を現代に蘇らせて新しい時代の知性の扉を開けてみたい。
阪神大震災の直後、避難所の調査を通して行政やメディアに提言論文等を発表し、まちづくりについて活動を推進。また、国内外の観光行政官の視察団の受け入れを担当して、自然と響き合ってきた京の文化を再認識する言が多い。、このような先人の知恵を次世代へ継承することを今後の課題としている。
今後は世界文化遺産のハード面だけの発信ではなく、ハードを創り上げた知的遺産も合わせて発信することで、激変する時代に対して羅針盤と成りうる文化の総合的な発信ができると考える。主な著作「京の食文化こそ、京文化の究極」大阪観光大学観光学研究所所報、「暮らしの中から京都を発見ー真の京都通を育成する京すずめ学校」 (財)日本交通公社『観光文化』「訪れるだけでEQが上がるまち・京都」等
社会活動:
受賞歴:京都府新世紀かがやき交流賞、共同通信社 第1回地域再生大賞優秀賞等
http://www.kyosuzume.or.jp/